名古屋市天白区でのご実家の遺品整理および生前整理

スタッフコメント

H様には、ご実家の遺品整理および生前整理のご相談をお寄せいただきました。今回の現場は 集合住宅の1階・間取り3K、お父様の遺品と、お母様が生活されていた家財一式がそのまま残った状態で、生活動線にも多くの物が置かれている状況でした。H様が他県にお住まいで、ご自身で頻繁に片付けに来られない点もあり、限られた日程で確実に作業を完了させる必要がありました。

見積もり時には、まず作業の流れや当日の段取り、遺品・貴重品の扱い方を具体的にご説明しました。とくに3K全体を「まるごと整理」する場合、仕分け・分別にかかる時間の見通し、搬出ルートの確保、集合住宅ならではの騒音対策・共用部の養生 が重要となるため、事前に細かく打ち合わせを行いました。

作業当日はスタッフ4名でお伺いし、短時間で効率的に整理できるよう役割分担を実施。まず共用部と室内の要所に養生を施して搬出経路を確保し、その後、3つの居室とキッチンに残された家財を順番に仕分けしました。
押入れや収納には長年保管されてきた書類、衣類、雑貨が多く、誤って必要品を混ぜてしまわないよう、貴重品の可能性がある引き出しや箱はすべて開封し、確認しながら分類 しました。作業中に見つかった写真や書類、鍵などは一つずつ取り分け、H様に最終確認をいただいています。

大型家具については搬出動線を確認しながら、2名体制で安全に搬出。生活家電も同様に取り外し・運搬し、不燃ごみ・可燃ごみ・粗大ごみの分類を現場で完結させました。集合住宅のため、他の住民の方にご迷惑がかからないよう、騒音を抑えつつ短時間での作業完了を重視。予定していた5時間より早い 4時間半で全撤去 を完了することができました。

作業後は室内の簡易清掃（床の掃き掃除・埃の除去）を行い、引渡しできる状態に整えました。H様には作業後の室内をご確認いただき、丁寧な作業へのお言葉を頂戴しました。

今回のように、遺品整理と生前整理が同時に必要となるケースでは、限られた日程での調整・正確な仕分け・安全な搬出 が重要です。今後もご家族のご負担を減らせるよう、現場に応じた最適な作業をご提案してまいります。