昭和区での形見分け品の運搬を含む集合住宅3LDKの遺品整理

スタッフコメント

今回の作業は、昭和区の集合住宅（3LDK）にて行った遺品整理と形見分け品の運搬対応です。O様ご自身で事前に仕分けや廃棄を進めておられましたが、全体量が多く、これ以上の整理が難しいとのことでお問い合わせをいただきました。あわせて、整理中に見つかった形見分け品を自宅まで運搬したいとのご要望がありました。

初回のお電話では、3LDKで家財が一通り残っている場合の一般的な費用感をご説明し、後日無料の訪問見積りを実施しました。現地確認では、必要品の確認がまだ完了していない部屋が複数あることから、「仕分け・梱包・不用品回収」と「形見分け品の運搬」を分けた作業内容で見積りを作成しています。提示後はいったん比較検討となりましたが、後日正式にご依頼をいただき、日程を調整しました。

作業当日は4名体制で対応。O様に立ち会っていただき、必要品・不要品の最終判断が必要な部屋を担当するチームと、すでに不用品のみとなっている部屋を担当するチームに分かれて作業を進行しました。必要品が出てきた際は都度O様へ確認を行い、形見分けとして保管する小物類は段ボールへ丁寧に梱包しています。

全室の仕分けと梱包完了後は、形見分け品を運搬するチームと、不用品を搬出するチームに分かれて同時進行で作業を実施。動線の重複を避けることで作業効率を高め、集合住宅内の共用部にも配慮しながら搬出しました。結果として、他社では2日想定とされていた作業を7時間程度で完了させることができ、退去期限内での整理を実現しています。

今回のように、仕分けが途中段階の遺品整理では「立ち会いが必要な作業」と「不用品のみの作業」を切り分けることが、時間短縮と判断ミス防止の重要なポイントとなります。限られた日程内で整理を完了させるため、事前確認と作業分担を重視した対応となりました。